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  • 2018.03.27 Tuesday
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ミュージック・カルト・コントロール 9/10

前回、今回あたりがこの文の佳境かと思います。

スポーツもセックスもスクリーンも、それぞれは素晴らしいものだけど、これら3Sを与えられ、漫然と浸かっているだけの人間は簡単に支配できてしまう。


軍事音楽カルト
 トバイアスによれば、戦時経済は音楽研究に巨額を投資、相反する軍事と「非営利」との利害関係に関し、日和見主義者の背中を押した。1941年9月、ブリスメイヤーは国防研究会議の音響部門であった海軍の小委員会から、5万ドルの予算でもう1年間好きなようにプロジェクトを続けてほしい、と要請を受けた。(8)

 1942年1月、ブリスメイヤーはジョン・マーシャルに宛てた手紙に、軍での彼の音響研究は戦後、娯楽業界に流用されるだろうという自身の考えを記している。ほどなく、カリフォルニアの防衛業者が映画館でエレベーター・ミュージックのようなBGMを流すための「有線音楽」設備を考案した。(8)
 トバイアスは詳細を次のように記している。「音楽的・身体的同期をつくり出すサウンド・コントロールの力」により、人々の身体は生体エネルギー的に、音楽の周波数や電子的なサウンド・エフェクトに同調する。これらは人々の感情に影響をおよぼし、特定の制御可能な行動を誘発する。「さまざまな環境」や「戦時経済」においてこの作用が見られるであろう。(8)
 ブリスメイヤーは「海軍に徴用され」、R.L.カーディネルと『Guide to Industrial Sound』を共著し、軍需生産委員会から出版した。(73 200R, RG 1.1, Series 200, Box282, Folder 3353)(8)
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ミュージック・カルト・コントロール 8/10

「人口削減」については、ある意味では正しい論だと思うのです。

人間が多すぎることの弊害はたくさんある。

「優れた種のみ残し、劣ったものは処分する」という考え方も、すごくひどいけど、家庭菜園の「間引き」だって同じなわけで。

人権侵害を気にしても、ゴキブリ駆除には何ら痛みを感じないこととどう違うの?って気持ちもあったりして。

難しい。




米国海軍の音楽操作
 米国海軍は、公衆衛生局を管理統制する他、常に戦争研究の最先端にあった。その研究は、生物兵器、ウイルス学・遺伝学、エレクトロジェネティクス(訳注:生化学と物理学の間の相互作用。電子のアクションやエネルギー伝達メカニズム)、DNA組み換え、電子工学やコミュニケーション・信号伝達における技術開発、周波数(なかでも集団ヒステリーを引き起こすもの)に関わる軍事諜報など、多岐にわたった。海軍は、平和的な共存の電磁的・生体音響的手法の研究より、人口調節のための   先進的な精神工学戦に使える衛星通信などの宇宙兵器に投資してきた。(10,29)
 要するに、米国海軍情報部はイルミナティを利するため、エネルギー、生体エネルギー、コミュニケーションといった人口調節分野の最先端科学を管理・監督しているのだ。利益と効率を最大化して人間を支配するための、原子力・放射線学・生物学・化学、そして音楽を利用した兵器は、海軍の掌中にある。(10)
 こうした歴史を踏まえれば、米海軍の名士ジョン・カルホーン・ディーガン(訳注:ビブラホン、マリンバなどの打楽器メーカー、JC.ディーガンの創設者。海軍に在籍して音響の研究を行なった)が、アメリカ音楽家協会の1910年次総会で、平均律 A=440Hzをオーケストラやバンドの演奏に適用するよう促した、とされていることも不思議ではない。(30)

 また、時を同じくしてロックフェラー財団・カーネギー財団は、有益な人口削減のための「優生学」や「民族衛生」といった疑似科学に資金提供をはじめていた。(29)

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ミュージック・カルト・コントロール 7/10

「音を視覚化する」という試みは、ずいぶん昔からされていたみたいです。
 
スクリャービンとカンディンスキーがカラー・オルガン(鍵盤をたたくとそれに対応した色ガラスから光が投影されるという18世紀の装置に始まる、音を視覚化する装置。近年のVJの原型ともいえる)を使ったパフォーマンスをしたりもしていたみたい。



A=440Hz VS A=432Hz
 A=440Hzに代わるものとして提案されている「A=432Hz」というチューニングが、ユニバーサルデザインと数学的に調和するということはよく言われてきた。A=432Hzの支持者で、音楽家/研究家のブライアン・T・コリンズは、音楽界に本来の健全性を取り戻し、音楽療法を通じて精神性を回復する、音楽形而上学的な動きを支援するウェブサイトを開設した。(21)
 コリンズは、「今日のA=440Hzに基づいたチューニングは、宇宙の動きやリズム、自然のバイブレーションとはまったく調和しない。モーツァルトとヴェルディは、ともに自然のバイブレーションに基づいた作曲を行なった。A=432Hzは『ヴェルディ・ピッチ』と呼ばれている。ポピュラーなニューエイジミュージックを含め、ほとんどの西洋音楽はいまだに不自然なA=440Hzに設定されている。A=440HzとA=432Hzの差は、1秒間にわずか8振動だが、人間が認識できる違いがある」と記している。(21)

 研究者によると、幅広い再考察の結果、A=432Hzチューニングは広く宗教界で使われてきたことがわかった。「もっとも古い音の使用法のひとつは、儀式的/宗教的用途だった。ヒンドゥーのマントラ詠唱、ユダヤ主唱者の栄唱、キリスト教の賛美歌、イスラム教の礼拝時刻告知係の呼びかけと、聖なる音は世界のさまざまな宗教で聞くことができる。薔薇十字団の学生であるロバート・ルイスによると、『礼拝における音楽の目的は、倍音の繰り返しによって集まった人々の波動をスピリチュアルなレベルに上昇させることにある』という」(21)

 

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ミュージック・カルト・コントロール 6/10

すべては周波数(振動)である、ということが言われます。

音(聴覚)しかり、光(視覚)もしかり。

人間関係の「波長が合う/合わない」っていうのもきっとそうなんだろうな。


A=440Hz VS A=444Hz
 不協和周波数をチューニングし、集団ヒステリーを放送する最新・最高の戦争誘発技術を生みだす、音楽兵器の研究開発がもっともらしく承認され、ついに開始した。カバナーは次のように記している。

 成果は、1939年にロンドンで開催された国際会議にてもたらされた。おそらくは、現在の傾向と以前の平均律との妥協案として、コンサートピッチの国際標準をA=440Hzとすることで合意した。ロイヤルフィルハーモニーが使っていたA=439Hzに非常に近いことが起源と言われるが、疑わしい。BBCはA=440Hzにて放送を開始した。正確を期して、チューニングは電気的に行われた。(20)

 秘密工作員と検閲が生んだ、平均律についての思い違いを解消するため、カバナーはリュウェリン・S・ロイドの英国王立芸術協会機関誌(1949年12月16日、P80-81)収録の『International Standard Musical Pitch』という著作にある、BSI(訳注:英国規格協会)代表による仮説について言及している。事実上、ロスチャイルド/ロックフェラーの銀行一族に掌握されているBBCのプロパガンディストは、クリエイティブな芸術性や音楽制作の精神性を認めることなく、放送用の440Hzの周波数を以下のように電気的に生成した。

BBCチューニングトーンは、100万Hzの周波数で振動する圧電性結晶によってコントロールされるオシレーター(訳注:発振回路)から生成される。分配器で1000Hzに落とし、11倍した後25分割すると440Hzとなる。439Hzは素数(訳注:1とその数以外の整数で割りきれない)であるため、このような方法で放送することはできない。(20)
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ミュージック・カルト・コントロール 5/10

戦争でバカを見るのは庶民ばかり。壮大なるマネーゲームを楽しむエリートたちには、どこの国への愛国心もない。そんなゲームの駒になるのは嫌なので、戦争反対。
 

メディアによる軍事心理科学の応用
 ロックフェラー財団のアーカイブによると、ロックフェラー家は軍による放送メディア独占や、さまざまな形態の「教育」という名目の大衆操作に援助や資金提供を行っていた。
 トバイアスは、財団のカルテルへの関与には触れず、テレビ界におけるNBCとCBSの競争について、「番組が実験段階に入るにつれ、秘密主義ですさまじいものとなった……」としている。(8)
 この競争が目くらましであるという証拠が、1974年に連邦議会が行った、ロックフェラーが操るチェース・マンハッタン銀行による両局への出資金の調査である。CBSには14.1%、NBCには親会社RCAを通じて4.5%を出資していた。議会の記録には、チェース・マンハッタン銀行は、28の放送関連企業(音楽による支配のため立ち上げたばかりの会社を含む)の株を保有している、とある。この報告の後、チェース・マンハッタン銀行はABC株を6.7%取得している。チェースが番組編成に大きな発言権を持つには、たった5%の株があればよかった。「PSYOPS」(訳注:Psycological Operations、サイオプ)という言葉は教育的洗脳を意味し、社会文化的工作としてプロパガンダとも言われる。(11)
 トバイアスはさらに、「ブリスメイヤーは音響効果への反応を測りたいがため、聴衆を「心理検流計」に繋ぐことを検討していた。」と続ける。(11)

 
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ミュージック・カルト・コントロール:4/10

「ミュージック・カルト・コントロール」を含むホロウィッツ博士の最新作『The Book of 528』の日本での出版が決まりました!

発売日等は決定次第お知らせします。

この連載自体が現在進行形という状況なので(連載部分は全12章の1章分です)、当分先になるとはおもいますが。。


トム・パーカー大佐
 エルヴィスのマネージャー、トム・パーカー大佐はヨーロッパ移民で、米陸軍に違法に入り込んだ疑いのあることが明らかになった。パーカー大佐は、エルヴィスのコントロールに専念するため、ハンク・スノー(訳注:カナダのカントリーシンガー)に対する共同マネジメント契約を破棄した。彼は、「トム・パーカー大佐」という偽名で活動し、プレスリーとRCA(次項参照)との契約を成立させた。この名前は、陸軍時代の指揮官であったトム・パーカー大尉からこっそり拝借したものだった。本名はアンドレアス・コーネリアス・クエイクである。(17)
 つまり、パーカーを上機嫌にさせたエンパイア・スタジアムの騒動は、米軍/RCAによる、非常に成功した集団ヒステリー誘発実験であった可能性が高い。トバイアスによれば、RCAは、ロックフェラー財団が出資した音楽によって聴衆への影響を与える研究の、主要な参加者であったというのだ。(8)

RCA、GE、そして海軍
 第一次世界大戦中、米国海軍は米国内のラジオ製造に関わる主要メディア企業が所有していた特許を隠していた。これらの技術は、英国の戦争努力を後押しするものだった。当時製造されたすべてのラジオ機器は、軍に割り当てられていた。海軍は、ロックフェラーが掌握する軍事政権によって、無線の進歩いちじるしいラジオ業界の独占を維持したいと考えていたのだ。

  
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