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  • 2018.03.27 Tuesday
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稼げないのに金のかかるカラダ

持病で病院へ。

持病が今年に入って悪化し、最近は近所の病院へいっていたのだけど
長いお付き合いの美容師さんがお薦めしてくれた別の病院へいってみた。
混んでいるけれど、患者さばきが巧いのか、そんなに待たされた感はなかった。

お医者さまは初老のダンディラブ
ロマンスグレーの髪の毛を綺麗に撫で付け、覗き込まれると
ドキッとしてしまうような魅力的な瞳をしていらっしゃる。

「ひどいねー」
と言われる。
これでも最悪の時期よりはだいぶ良くなったんですけども・・・
まだまだ人並みに達せていないことはわかっているけれど。

で、この先生のウリ(?)はオリジナルの調剤であるらしく
内服・外用合わせて16種ものクスリを処方される。(1週間ぶん)
しかも、「ひどい」という診断に基づいてのものであるため
なかなかに強力なものばかり。恐怖ふたたび、内服ステロイドまでも・・・

精神的にはすこし落ち着いて来たし、飲み合わせが怖いので(持病で処方されているクスリについては伝えたけれど、アタマのクスリのことは言いたくなかったから・・・)向精神薬はこの期間控えてみようかとおもう。

この病気へのベストな対処法はまだ見いだせずにいる。
わたしの状態は確かに良くないし、お医者さまの処方は
対症療法としては間違っていないとおもう。
でも、対症療法で完治する病気ではないので
あまりに強力な(しかも副作用のある)クスリにはやっぱり抵抗がある。
ということで、わたしはお医者さまの処方薬(ケミカル)を使わず
自己判断で別の対処法(ナチュラル)をとることもよくある。

その結果が「ひどい」なのかと言われるとそうかも知れない。
でも、言われた通りにケミカルを使うより遅いかも知れないけれど
一歩進んで二歩下がりながらも快方には向かっているとおもうのだけど・・・

閑話休題、
恋しいひとの薦めてくれたは彼が言うように読み応えのある本である。
わたしは読むのがとても速いのだけど、この本を読むのには時間がかかる。
こんなヘヴィな本を薦めてくれたことがすこしうれしい。
(理解できるとおもったから薦めてくれたのよね?)

彼はこの本を今回の旅に携えていっているという。
今彼がしていることは、この本の主人公の辿った軌跡を
かいま見るようなことであるのかも知れない。

彼が遠くにいることは淋しい。
でも、放浪するオトコを待てるようになったら
女としてはすごく成長したといえるのではないか?
なんておもいながら、邪魔にならないように、でも忘れられないように
帰りを待つわたしであります。

プロレタリアート

恋しきひとの薦める本をようやっと手に入れた。

彼は今、最果ての地で工場労働をしているらしい。
まったくもって訳が分からない。
life is full of wonder.

しかし、工場にはなかなか愉快な仲間たちがいるらしく
遠く離れた地で労働したり、記録したり、音楽を奏でる彼を想い
わたしも彼が帰るまで、充実した日々を送りたいとおもうのだった。

独り寝のベッドの枕元には本を並べた。
明日から暫くは、労働から解放される。
下らないゲームもするけれど、意義のある本も沢山読むつもり。
拙いながらも、おもうことも綴っていくつもり。

彼が帰ってきたら。
わたしと逢ってくれるかな。
(口実はいっぱい用意してあるんだけど!)

曼珠沙華

病院へいった。
眠れないんですぅー、といった。
ほんとに眠れない訳ではない。非常用に。

出されたのはレンドルミン。
どうもこの先生は気前が悪いのだ。
薬漬けにしないようにしてくれているんだとおもうケド。

ちなみにレンドルミンには仕事で関わったことがある。
発売元の会社は大変リッチな会社である。
ちいとも効かないレンドルミンの金満プロモに関わるのは阿呆らしかった。


閑話休題、
そろそろ曼珠沙華の季節。
わたしの背中にも一輪咲いている。


これを入れた頃は、やたらにピアスの穴を空けたり、苦しい恋のあとで
若干自傷気味であった。
後で知ったことだけど、この花の花言葉は

「ただひとりを愛す」

確かに、これを背負ってからは、いくぶん一途になったようにおもう。

酔いどれとらもと甘やかな想い

『酔いどれ詩人になるまえに』を観てきました。
マット・ディロンってイイ男だったはず・・・それがこの崩れよう。
役者っすね。素敵。
決して美しいとはいえない、でもどこか魅かれてしまう爛れた愛のかたち。
ワインでベロベロになりながら堪能しました。
恋しき彼は、旅の途上で原作を読み終えたとのこと。
遠く離れているけれど、すこしだけ、通じ合えたような気持ち。

そして。
中島らもの奥様が書いたらも 中島らもとの三十五年を読み始めました。

まだ序盤だけど、すでに涙腺緩み気味。
なんて甘酸っぱいファースト・ラヴ・・・

ねえねえ、遠くから、「おやすみ」メイルをもらえるようになったら
一歩進展と考えて良いの?良いの?
そうであって欲しいラブ

クスリのようなオトコはもう要らない(たぶん

会社にいると、日中眠くて仕方がない。
たぶんクスリのせいだとおもう。
だからー、リタリンとかくれりゃーいいのよ。
今日、ついに手入れが入っていたけど・・・

うそうそ。
確かに昔病院通いを始めたきっかけはリタリン欲しさだったけど
結局処方されなかったし、されなくて良かったとおもう。

別れたオトコのこと、わたしは「人間MDMA」とおもっていました。
一緒にいると、出るんですよーなんか脳から。

そして、今気になる彼はというと、まあまだよく知ってる訳じゃないから
なんともいえないけど、とりあえず、物知りな感じがします。
わたしの知らないこと、素敵なこと、いっぱい知ってそう。
もしも一緒にいられたら、とっても尊敬できそうな気がする。

どたばたでやっと旅立った彼は、遠くから本をオススメしてくれました。
全く聞いたことのない作家。わくわくする。

わたしの胸はいまもキリキリ痛むのです。
でも、気遣ってくださる皆さまや、気まぐれに舞い込む彼からのメイルなんかが
ときにふんわりとわたしを包んでくれるのです。

だから、わたし、生きるよ。


胸に空いた穴にワインを流しこむ

やっぱり、ふたりで暮らした部屋から荷物が運び出されていくのを見るのは辛い。

したらね、相当ガラガラなのね。
わたしの方は、一旦海外から身ひとつで戻ってきたわけなのでもともとモノが少なくて
奴のほうはなんだかやたらといろんなモノが多くて。
それらが無くなってみると、収納のなかがガラ空き。

顔を合わせなければ、別のこと考えていられるのに・・・
やっぱり、こゆ状態で会うのは良くないですな。
胸が痛くなるんです。

時に、気になる彼は。
彼はいろいろあってまだ旅には出ていなくて、でもちょっと遠くにいて。
その間に妄想は膨らむ一方で。

お互いいい齢なので、性急な振舞は慎もう、とおもっていたのに
おもわず、想いの片鱗を覗かせちゃったんだよなぁ・・・
(ブレーキ利かないタイプなもので)
オダジョーのCMでは、隠しきれなくて出ちゃうとこがイイ!
なんて言ってるけど、相手次第だよね。
こいつに言われてもなー、と思われる可能性も多いにあり得るしな。
あーもう、下手くそ!莫迦!!




ナンパ

久しぶりである。

何故、ノーメイクお疲れ顔のわたしに??
声をかけて来たのは気弱そうな、なんつーか哀れなヘアの男。
宗教??

bitchでありますから、その昔はお腹が空いたら街をふらついて
声をかけて来た男に飯を奢らせ、食べ終わったら
「あーカレシと待ち合わせの時間だから行くねー」
なんてやっていました。靴を買わせたことも。

失礼千万な奴。

でも、たかが飯ごときでもしかしたらヤレるかも、とか目論むほうが余程失礼だとおもうので、別にいいんじゃないのかな。

ときに、明日はこの部屋の元住人であるところのオトコが
まだまだ残っている荷物を取りにきます。

会うの、苦しいんじゃなかろか。

なのに、ひとりになってろくなものを食べていない奴に
好物を食べさせようとしているわたし。

お人好しにも程があるんじゃなかろか。

ほんとに馬鹿だ。



愛情のふいっち

わたしが異国に棄ててきた元夫が、わたしを訪ねてくるという。

複雑な心境である。

彼はわたしを今でも愛しているという。
彼にとってわたしは特別な存在のようなのだ。

しかしてわたしは、彼のさまざまな良いところを知っているとはいえ、人生のなかで一番愛したのが彼か?と問われれば、yesとはいえないのである。

今のわたしは未来を向いているので、これからのことはまだわからないとして、これまで、でいうならば、わたしが最も愛したオトコはたぶん彼ではない。
そこに理屈はない。

それに思い至ったとき、では、わたしが最も愛したオトコは
人生のなかでわたしを最も愛したのか?というと、どうも違うように思える。
たぶんそこにも理屈はない。

嗚呼かなしや愛情の不一致よ・・・

たぶん、もう5年以上もまえからわたしが
「落ち着きたい」
とおもっている(そしてまだ実現できていない)のはそこなのだ。
互いがおなじだけ相手を想い合う、そんな相手と穏やかに暮らす、
それをおそらくわたしは「落ち着く」と定義しているのだ。

今はね、わたしはまだまだ謎なあのひとが、もしかすると落ち着ける相手であるのかも、という夢に賭けているのです。



自失への希求

わたしは数年前に鬱病と診断されました。

当時のわたしはクスリ欲しさに、気前よく処方してくれると評判の精神科へ。
いわゆる「3分診療」の典型であるところのその医師は、
「あなた長くかかりそうだから32条申請しなさい」
と、勧めてきました。

簡単にいうと32条とは、精神科の治療費の9割方を公費で負担してもらえるという制度で、患者にとっても医師にとっても「オイシい」制度。患者は月の薬代が数百円で済むし、医師は患者に費用の心配をさせることなく、大量にクスリを処方して儲けることができる。もちろん、そんなことを意図して制定された法ではないわけだけど・・・

しかし、そこはクスリラヴのわたし。
そうですか・・・と、しおらしく書類を提出、以来我が身をもってさまざまな向精神薬の人体実験を行うこととなる。

抗うつ剤は古いの(三環系、四環系等)も新しいの(SSRI、SNRI等)も、どれも無理やりいじられてる感が駄目だった。
特に当時の最新薬であったSNRIのトレドミンは最凶ダッタ・・・

わたしはベンゾジアゼピン系の、ほんわか抗不安/催眠薬がスキ。

こころがフラットになる。

フラットにならなければいけない、そしてそれに助けが要るときというのがあって、そういうエマージェンシーを救ってくれるマジカル・タブなのです。

フラットになるとは。陶酔感は伴わないものの、ある種の「自失」(悲しみや怒りといった自分の感情を失うわけだ)ということでしょう。

いつどうしてそうなったのか、そこまで生きることが苦痛なのか知りませんけども、わたしの生涯の追求課題(?)は「自失」なのです。

ダンスでもいい。
タブでもいい。
アルコールでもいい。

自失を重ねて来た結果が、ここ最近の記憶力の低下なのかも知りません。

ただ、耐性には困っています。
まるで効きゃしねーの。当たり前の量じゃ。
早くこゆ種の自失が必要な時期を脱したい。絶対からだに悪いもの。

ところで、恋しいひととコンタクトすると脳からなにか出ますな。
製薬各社には、是非この物質を抗うつ剤として発売していただきたい。

ノーブラで区役所

今日はおサボり。
今月いっぱいで仕事を辞めるので、その準備のため区役所へ。

家を出て2、3分のところで気がついた。

あ、ブラつけるの忘れた・・・

しばしの逡巡。引き返せない距離ではない。
でも、潔くあれかし、てなわけでそのままgo。
いちお、Tシャツのうえにカーディガン着てるし・・・
(言い訳:わたしは肌が弱いため家ではノーブラなのであります)

普段乗らない私鉄を乗り継いで区役所へ。
学校帰りの制服の子が多い。
君らのこれからが、今以上に輝かしいものであるといいねえ、いやほんとに
なんて思う。
この年頃のころ、自分の将来がこんなだなんて想像もつかなかったものなー。

この時間は、いつもなら鼠色のオフィスで上司にビクビクしながら
必死で面白くもない作業をこなしているところ。
でも、同じ時間に、世の中ではこんなにも大勢のひとたちが、それぞれの目的を持って
いろんな方向へてんでに歩いているのだなあ、となんだか新鮮な気持ちになる。
たとえ雨に降られても。おサボりはいいものです。

つつがなく用件を済ませて本屋へ。
明日には旅に出てしまう彼を想いながら、ブコウスキーの
『ありきたりの狂気の物語』を買う。
彼の不在中に読もうとおもって。
彼は何故ブコウスキーがすきなのだろう?
ブコウスキーをすきな者同士に恋が芽生える可能性は??
ろくな恋じゃなさそうな???



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