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ミュージック・カルト・コントロール:4/10

「ミュージック・カルト・コントロール」を含むホロウィッツ博士の最新作『The Book of 528』の日本での出版が決まりました!

発売日等は決定次第お知らせします。

この連載自体が現在進行形という状況なので(連載部分は全12章の1章分です)、当分先になるとはおもいますが。。


トム・パーカー大佐
 エルヴィスのマネージャー、トム・パーカー大佐はヨーロッパ移民で、米陸軍に違法に入り込んだ疑いのあることが明らかになった。パーカー大佐は、エルヴィスのコントロールに専念するため、ハンク・スノー(訳注:カナダのカントリーシンガー)に対する共同マネジメント契約を破棄した。彼は、「トム・パーカー大佐」という偽名で活動し、プレスリーとRCA(次項参照)との契約を成立させた。この名前は、陸軍時代の指揮官であったトム・パーカー大尉からこっそり拝借したものだった。本名はアンドレアス・コーネリアス・クエイクである。(17)
 つまり、パーカーを上機嫌にさせたエンパイア・スタジアムの騒動は、米軍/RCAによる、非常に成功した集団ヒステリー誘発実験であった可能性が高い。トバイアスによれば、RCAは、ロックフェラー財団が出資した音楽によって聴衆への影響を与える研究の、主要な参加者であったというのだ。(8)

RCA、GE、そして海軍
 第一次世界大戦中、米国海軍は米国内のラジオ製造に関わる主要メディア企業が所有していた特許を隠していた。これらの技術は、英国の戦争努力を後押しするものだった。当時製造されたすべてのラジオ機器は、軍に割り当てられていた。海軍は、ロックフェラーが掌握する軍事政権によって、無線の進歩いちじるしいラジオ業界の独占を維持したいと考えていたのだ。

  

 ラジオにおけるこの戦時統制は終わることがなかった、と一部では信じられている。1918年の政府によるラジオの戦時使用禁止解除にあたり、ロックフェラーの圧力によって、議会が迷いを見せたためだ。
 しかしながら、協調組合主義者/政府による音楽の独占という、問題のある(誤った)指示は、海軍が全国ネットのラジオを設立する妨げにはならなかった。1919年4月8日、国営ラジオ局を設立するため、米海軍当局者はゼネラル・エレクトリック社(GE)の役員と会った。そうすれば、「堂々と」軍がひきつづき経営し、商用ラジオ放送を独占支配することができるからだ。結果、GEがアメリカ・マルコーニ社(訳注:無線通信会社)買収することとなり、かくしてアメリカラジオ会社(RCA)が誕生した。
 RCA、GE、ユナイテッド・フルーツ(訳注:プランテーション栽培のバナナなどを販売)、ウエスティングハウス・エレクトリック、AT&Tにより、排他的軍事/商業カルテルが形成された。この企業連合は、ファシストによる支配の基礎固めを行なった。こうしたエリートの支配は、生体エネルギーを含むエネルギー産業のみならず、エレクトロジェネティクス(訳注:生化学と物理学の間の相互作用:電子のアクションおよびエネルギー伝達メカニズム)とオーバーラップする精神性や、時代に先がけた優生学・精神病遺伝学の動きにまでおよんでいた。(18)
 その結果として、ナショナル・ブロードキャスティング・カンパニー(NBC)の設立、政府によるラジオ・テレビの独占、AT&Tによる電話回線支配などが起こった。(6, 7, 18)


 ロックフェラー財団アーカイブのトバイアスの報告から、このカルテルの主要な目的は、米英の企業および軍の、無線研究やテレビ放送における利害を調整することにあったとわかる。当初の対象は、英国放送協会(BBC)とRCAであった。トバイアスの報告では、彼らの研究の重点は、精神工学戦(訳注:精神工学とは超心理現象における物質・エネルギー・精神活動の相互作用を扱う学問)や、生理学的なストレス誘発、ネガティブ感情の喚起、大衆操作、群集行動、人口調節にあったとしている。
 この「秘密工作」に関しては、トバイアスと彼が参照したソース以外にも、多くの証拠が見られる。(8, 15) たとえば、1938年10月6日、平均律A=440Hzが制定される前年のこと、研究者デイヴィッド・スティーブンスは、AT&Tの副社長フランク・ジュエットに宛て、「機械的手段による聴衆の情動反応コントロール」についての書簡を送っている。10月11日のジュエットからの返信には、ベル研究所(訳注:ウェスタン・エレクトリック社の研究部門とAT&Tの技術部門を引き継いで設立された)の職員は、AT&Tのこのような非人道的なプロジェクトへの関与に対し、当惑を示したとある。金になるうえ、軍事的なメリットもあるにも関わらず、である。(8)
 「ゆえに、」トバイアス曰く、「このプロジェクトは、典型的なロックフェラー財団のプロジェクトであった。ゴールは一部仮説であるものの、常に組織的なネットワークに基づいており、最終的にはより大きくもっともらしい、マスメディアによるプロジェクトへと成長する。商業目的でありながら『教育的』または『劇的』な効用がある」軍事科学、さもなくば「非商業的、『社会研究』」と呼ばれるものは、人口調節のための「まだ商用化されてないマスメディアやその活用を構築するうえで重要な方法であった……」。(8)
 最終的にこの研究は、今日の「メインストリーム・メディア」とみなされているテレビ・ラジオネットワークが、大衆操作や文化を通じた洗脳の現代的な方法を開発する際に応用された。
 このことがさらに強調されたのが、1961年のロックフェラー兄弟のファンドリポートである。そこには懸案事項として、我々人民は「国の共通目的」という認識を持つべき、とある。さらにロックフェラー一族は、我々人民は「良識的な企業と国家安全保障に基づく軍のリーダーシップ」によって統治されるべきであるとしている。それは「自由と自由な世界のための軍事・経済、さらにミサイル・核兵器生産の新技術につながる」(6)


参考文献:
6)Horowitz LG. DNA: Pirates of the Sacred Spiral. Sandpoint, ID: Tetrahedron Press, 2004.
7)Horowitz LG. Walk on Water. Sandpoint, ID: Tetrahedron Press, 2005.
8)Tobias J. Composing for the Media: Hanns Eisler and Rockefeller Foundation Projects in Film Music, Radio Listening, and Theatrical Sound Design. Rockefeller Archive Center Research Reports Online, 2009.
9)Jubilee, 2012. The House of Rothschild. June 21, 2008.
(See: http://jubilee2012.50webs.com/the_house_of_rothschild.htm)
10)Horowitz LG. Death in the Air: Globalism, Terrorism & Toxic Warfare. Tetrahedron Press, (June) 2001.
11)Schauf TD. The Federal Reserve Is A PRIVATELY OWNED Corporation.
(See:
http://proliberty.com/observer/20090404.htm)
12) Institute for Advanced Study. Albert Einstein.
(See:
http://www.ias.edu/people/einstein)
13) Institute for Advanced Study. Mission and History.
(See:
http://www.ias.edu/about/mission-and-history)
14) Horowitz LG. The American Red Double-Cross. Idaho Observer, October, 2001.
15) Hilmes M. Creating links between British and American broadcasters in the 1930s. Rockefeller Archive Center Research Reports Online, 2009.
16) Elvis Presley Pictures. Elvis Presley Vancouver, Canada. Empire Stadium, August 31, 1957.
17) Wikipedia. Colonel Tom Parker.
18) Wikipedia. RCA

(翻訳:渡辺亜矢 Japanese translation by Aya Watanabe)




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