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ミュージック・カルト・コントロール: 1/10

 人々を熱狂させ、虜にする音楽。しかし熱狂する理由は、すぐれた音楽性でも、ミュージシャンのカリスマ性でもなかった?

 レオナルド・ホロウィッツ博士による『Musical Cult Control』の掲載許可をいただいたので、全10回の連載として日本語訳を掲載します。

 ちなみにこの『Musical Cult Control』は、2011年6月にハードカバー刊行予定(現在はPDFにて販売中)の『The Book of 528: Prosperity Key of Love』という本の第4章を抜き出したものです。ジョン・レノンやエルヴィス・プレスリー、連続殺人犯チャールズ・マンソン、LSDの教祖ティモシー・リアリーや、映画『インセプション』にも言及した興味深い内容となっています。この本の邦訳刊行予定に関しては、わかり次第お伝えします。


ミュージック・カルト・コントロール
ロックフェラー財団による、「平均律音階 A=440HZ」を利用した意識殲滅キャンペーン

MUSICAL CULT CONTROL
THE ROCKEFELLER FOUNDATION’S WAR ON CONSCIOUSNESS THROUGH THE IMPOSITION OF A=440HZ STANDARD TUNING

レオナルド・G・ホロウィッツ
LEONARD G. HOROWITZ


音エネルギーの周波数や音楽は、これまで考えられてきた以上に、生命創造や健康回復に役立つかもしれない

概要
 この記事では、地球上の生命をおびやかす現代の精神病理、いじめ、政治腐敗遺伝的機能不全やさまざまな文化における伝統的価値観の衰退について理解し、論じるうえで重要な音楽史上のできごとを詳しく述べる。それは「平均律音階」A=440HZと、ロックフェラー財団による音楽の軍事商業化の歴史だ。この平均律音階は、音楽業界を独占することで人々を非常に攻撃的にし、社会的に動揺させ、精神的苦痛を与え、身体的疾患にかかりやすくし、金をむしり取り、独占に絡む代理店や企業を肥え太らせている。もっともナチュラルで本能的に心地よく感じるA=444Hz(C5=528Hz) という周波数は、植物のいきいきとした緑色の波長でもあるが、平均律の陰で長く抑圧されてきた。植物の王国が放つ黄緑色の可視光線は「よい波動」であり、精神的苦痛やいじめ、その他の改善に効果的であるが、音楽の世界では検閲を受けてきた。だからこそ、世界のさらなる健康と平和のために、音楽革命が必要なのである。すでに一部のミュージシャンは、よりよいパフォーマンスによってオーディエンスによい影響を与え、芸能や科学に完全性を取り戻すため、楽器をチューニングしなおしている。音楽関係者には、これらについて情報交換や議論をすること、ひそやかに進められている音楽の軍事化を阻止し、楽器や声を大いに活力や癒しをもたらす周波数にチューニングしなおすことが求められている。

はじめに
 一般的な意見には反して、社会・政治・経済に影響を与えるもっとも強力で「信頼のおける」科学は、行動科学である。この盲点を突いて、広告代理店、ソーシャル・エンジニア(訳注:人間の心理的な隙や行動のミスを突いて個人情報を入手する者)、マーケティング会社や有力メディアは、人々を家畜のように管理し、最大の利益をあげている。

 たとえば『メルク獣医マニュアル』によると、ヒツジの群れは人間や犬の接近などの刺激に対し、同調して反応する。これは特別な組合せの神経細胞が電気的に興奮し、逃避反応や群集行動に関わるストレスホルモンを放出するためである。(1) マルコム・グラッドウェルの『ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』 では、「ちょっとした変化がなだれ現象を生む」にあたり、行動を起こすのは社会全体のごく少数でよい、という例を挙げている。(2)

 1938年10月、オーソン・ウェルズのナレーションでCBSラジオが放送したラジオドラマ『宇宙戦争』は、人々を恐怖に陥れた。これに関し、説明のつかない「集団ヒステリー」のエピソードが数多く記録されている。(3) バーソロミューは、「Transcultural Psychiatry訳注:精神医学専門誌)の記事内で、これに関連する公衆衛生の危機を「占領集団心因性疾患」と呼んでいる。(4) さらにウェセリーは、健康や幸福に影響するこの奇妙な群集行動は、メディア・テロリズムに触発された大衆心理を害する、という警告をつけ加えた。ウェセリーは次のように述べている。

「変化が激しく多様な集団社会性疾患の本質と、その歴史的・文化を超えた兆候を見いだすのは難しい。それは一般的な社会的・文化的関心事を映し出し、各時代を定義するものであり、世界の本質についての独自の社会的信念を反映する。」(5)

背景
 生命物理学を含む物理学が有効であり、生命を含む宇宙は根本的に(数学的/調和的/音楽的な)エネルギーで構築されていると仮定すると、エネルギー(生物エネルギーや意識体としての霊性も含む)は、私たちに強い物理的な影響をおよぼすと言える。エネルギーは、振動によって伝えられる。体内の水に音が響くことにより、文字通りハイドロソニックに伝達されるのだ。(6)

 水は、人間の体重の80%近くを占める液晶超伝導体だ。「構造水」科学(7) もまた、電子遺伝学(6)の範疇であり、エネルギーのハイドロソニック伝達の十分な根拠となる。与えられた光(フォトン)と音(フォノン)は、細胞や組織に存在する液晶プロテオグリカン(訳注:糖タンパク質の一種)マトリックスを通じて、細胞内/細胞間で信号伝達を行なう。(6) これは、DNAと構造水に関わるハイドロソニック創造説の理論をはっきりと証明するものだ。(7) ゆえに、生命創造と健康回復は音のエネルギーや音楽の周波数と、これまで考えられてきた以上に深い関わりがあるのではないかと考えられる。

 現代の音楽を耳障りだと捉える人は多い。ある種の音楽を聴くと心が乱される人が大勢いる。西欧諸国で演奏される音楽は、楽器や声に、ジャンルに関わらずアングロサクソン平均律が適用されている。この平均律は、「集団ヒステリー」を誘発する戦意振興研究と、同時期に同じ機関が制定したものなのだが、そのことを知る人はほとんどいない。(8)

 今日の地政学や経済学の先例を分析するに、この音楽史における汚点は体制の基礎をなすものであり、精神病のまん延などの社会文化的危機を推し進めたものではないかと考えられる。

 歴史上、富と権力を持つ人々は戦争を生みだし、不当な利益を得、人口をコントロールするさまざまな方法に関わってきた。たとえば、1770年、マイヤー・アムシェル・バウアー(のちにロートシルト=ロスチャイルドに改名)は、自らの一族と協力者たちが支配する、中央銀行のネットワークを通じた世界支配というミッションを推し進めるため、イルミナティの設立を企画した。(9, 10) 多くの著名な作家たちが、悪化の一途をたどる今日の社会経済トレンドや先住民虐殺を追求し、イルミナティが私的な組織を通じて多国籍企業や政府に強い影響をおよぼし、コントロールしていることを突きとめている。(秘密結社や米外交問題評議会等の審議会など)(6-15)

 トーマス・D・シャウフは、米連邦準備銀行を廃止し、オフショアバンカー(訳注:海外の租税回避地=タックスヘイブンでの運用を行なう)が米財務省を牛耳ることを止めさせよ、という、物議を醸した評論記事でこのように述べている。「イルミナティの影響の結果として西洋文明は、愛や喜び、清らかさ、無私無欲といった高みを目指す『向上』―神への信仰―を止めてしまい、下降の道をたどり始めた……富や権力、身体的充足といった、低次元の意識にとらわれてしまったのだ。目指す究極は『エンライトメント』と呼ばれ、『目覚めた者たち』―悪魔崇拝者の言葉で『光をつかさどる者たち』の意―が神にとって代わる時を指す。いかにも悪魔らしく、闇のモラルへと堕ちていくことが『光』と表現されているのだ。」(11)

 光と音は、周波数によって数学的に生成/測定される。シャウフが経験的に証明した主張によると、私たちは「陰謀の現実」に組み込まれているのだという。究極の力とコントロールが、周波数の調節や電磁的操作を通じて生体エネルギー的に(すなわち生体スピリチュアル的に)行使され、「意識」に作用し、生物学、生理学、そして人間の行動に影響をおよぼしている。

参考文献:
1)Merck Veterinary Manual. Social Behavior. Whitehouse Station, NJ: Merck & Co., Inc., 2008.
2)Gladwell M. The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference. New York: Little Brown, 2000.
3)Frater J. Top 10 bizarre cases of mass hysteria. Listverse ultimate top 10 lists.
4)Bartholomew RE. Occupational Mass Psychogenic Illness. A Transcultural Perspective. Transcultural Psychiatry: 2000;37;4, 495-524.
5)Wessely S. Protean nature of mass sociogenic illness: From possessed nuns to chemical and biological terrorism fears. The British Journal of Psychiatry 2002:180;300-306.
6)Horowitz LG. DNA: Pirates of the Sacred Spiral. Sandpoint, ID: Tetrahedron Press, 2004.
7)Horowitz LG. Walk on Water. Sandpoint, ID: Tetrahedron Press, 2005.
8)Tobias J. Composing for the Media: Hanns Eisler and Rockefeller Foundation Projects in Film Music, Radio Listening, and Theatrical Sound Design. Rockefeller Archive Center Research Reports Online, 2009.
9)Jubilee, 2012. The House of Rothschild. June 21, 2008.
10)Horowitz LG. Death in the Air: Globalism, Terrorism & Toxic Warfare. Tetrahedron Press, (June) 2001.
11)Schauf TD. The Federal Reserve Is A PRIVATELY OWNED Corporation. (See: http://proliberty.com/observer/20090404.htm)


著者:レオナルド・ジョージ・ホロウィッツ
歯学博士、公衆衛生学修士。行動科学、公衆衛生、新型疾患(エイズ、エボラ出血熱等)や自然治癒関連の著作で世界的に知られる。ハーバード大学ではメディアを使った衛生教育を専攻。多数の著書、DVDを通じた製薬カルテル批判を行ない、もっとも信頼できる優れた評論家として認知されている。

(翻訳:渡辺亜矢 Japanese translation by Aya Watanabe)


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コメント
はたぴー社長さん
お役に立てましたら幸いです!
  • ぷみ
  • 2014/09/27 1:32 PM
とても参考になります!ありがとうございます!
∞tetsu∞ さん
Y先生ですね?
音叉は買ったのですが使い方は自己流です。
今度マドモアゼル・愛先生がオリジナルの音叉を出されるそうなので、使い方も勉強させていただこうと思います。
どうぞmixiで広めてください。ありがとうございます!
  • ぷみ
  • 2012/04/01 8:46 AM
はじめまして。

つい最近ですが、お世話になってる鍼灸指圧治療院の先生の話から、528Hzのチューニングフォークや、このマインドコントロール情報をしりました。

10回にも及ぶ連載、労作ですね!

いま読んでるところです。

自分のmixiにも、紹介させてください。

非常に大切な情報、ありがとうございます。
  • ∞tetsu∞
  • 2012/04/01 8:29 AM
アマチュア音楽家さん
いろいろ情報ありがとうございます。
そういえば、スコラについては他でも以前聞いたことがあった気がします。
ガジェット通信とかマイスピ(だったかな?)とか、少しずつですが528が取りあげられることが増えてきているようですね。
私は音叉が欲しいです。ちょっとお高いのですが。。
  • ぷみ
  • 2011/12/13 1:12 PM
突然お邪魔してます。笑 坂本先生のスコラというNHK番組では、ソルフィージュ○○がどうのこうのとか、これはデモニッシュで○○とかであって、とかの実演してまし。本人は軍事利用されるのがどんのこうとの別の番組でも発言してましたし、何かありそうです。笑

前回のスコラという放送では、水桶に反応させている異様な実験などをみてて、これだね、ここのサイトさんのあれだね、って納得してしまったです。笑

にしてもどの音程を出せばいいのか自分ではさっぱりな感じです。

楽器のチューニングを一応444Hzにしてから、白鍵のF(ファ)を出さなければいいのかな?、じゃあシープのファをC4でいいのかなと、勝手に想像してやってみてますが、なんだか間違っているような感じですねぇ。笑


そこで単品で音声が出るというソフトの「Solfreq」というのを利用してますが、ピーとか、ポーなんですねぇー、音が笑。

そこでデジタル楽器用の別品として無料品の
バイノーラルビートも入れて、ヘミシンク化させてみようと考えてますが、
http://www.ultradia.org/

眠くなるし、やたらと集中力が出てきて、耳鳴りがしますね。脳波が完全に変化したようです。

色々なデジタル楽器で皆様の情報を参考に研究してみます。

そうえいばガジェット通信にも「壊れたDNAを修復する!? 祝福された幻の音「ソルフェジオ周波数」と「528Hz」」ってことでソルフェジオについて載ってますね。
http://getnews.jp/archives/132207

ダウンロードはこちらから
http://soundengine.jp/software/solfreq_0004.zip


この582Hzはすごいですね。ハードトランスをでっかく演奏しても外には聞こえないのに、この音を出すとビルの向こう側まで延々と音がコンクリート内部で共鳴してました。

すごいと感じました。

ではまたです。
  • アマチュア作曲家
  • 2011/12/12 9:59 PM
アマチュア音楽家さん
教授もやってるですか!
私は自分で作曲や演奏しないので、ご自分でされる方のコメントはとても参考になります。ありがとうございます。
  • ぷみ
  • 2011/12/12 7:50 PM
ここの記事は面白いですねぇー。参考にしてますよ。

んー、こちらでも周波数変換の記事を調べてみましたが、音程による大脳反応の種類は大体理解できた。モーツァルト音源の意味も理解ができた。しかし、調律が正常に発振されて作動してるのか、楽器の検査ではわからず・・。


444Hzに調律に指定してから、演奏してるわけですが、デチューンされているのでどうなることやら。



某海外サイトで周波数を後で全体を補正させた方がいいのかもしれないと思いました。

アップロードすると全体を変換してくれるようです。坂本龍一先生もすでに始めているようですねぇ。
  • アマチュア音楽家
  • 2011/12/12 6:40 PM
utaさん
お読みいただきありがとうございます。
多くの人に知っていただけるとうれしいです。
本は3月くらいに刊行できるかと思います!
  • ぷみ
  • 2011/12/06 11:28 AM
興味深い記事、ありがとうございます!
音律による大衆支配の構造について調べていたらこの記事にあたり、まさしくこれは知りたい内容でした。
翻訳でたら即購入します!
  • uta
  • 2011/12/06 1:37 AM
sumisumiさん
こちらこそ、興味深いテーマをいただけて感謝です!
ぼちぼちやっていきますので、気長に待っててくださいね。
  • ぷみ
  • 2011/03/08 10:28 AM
ぷみさん、今、ツイッターで知りました!

メチャクチャうれしい〜♪
ありがとうございます。(*゜▽゜)

ただ今、うれしくてアドレナリン活性してます〜♪

たくさんの翻訳ありがとうございます。
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