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Tennessee Waltz

ミケランジェロ・アントニオーニの『砂丘』という映画がある。

アントニオーニらしい、夢とも現実ともつかない出来事が展開する映画。

原題は『ザブリスキー・ポイント』といって、舞台となっているカリフォルニアのデスヴァレー(死の谷!)国立公園一角の地名。邦題の『砂丘』は、その景観を抽象化したものだけど、とてもいいタイトルだとおもう。

この映画を観て、どうしても砂丘に行きたくなって、デスヴァレーではないけれど、鳥取砂丘へ行った。アメリカの広大な砂漠とは趣きが違ったけれど、やっぱり感動したことを憶えている。もしも、邦題が『砂丘』でなければ、ザブリスキー・ポイントと鳥取砂丘を結びつけはしなかったかも知れない。

『砂丘』は、サントラも良い。ピンク・フロイドやグレイトフル・デッドなどのサウンドが、走り続けた60年代の終わり、退廃的な70年代の始まりを感じさせる。

そこに入っているのが、『テネシー・ワルツ』。

カウンター・カルチャーとは真逆なこの音楽が織り込まれていることで、強い印象が残っているのかも知れない。デビッド・リンチの『ブルー・ベルベット』でのタイトル曲や、『夢の中へ』なんかの使われ方にも共通する、音楽の邪気のなさが、映画の邪気を際立たせる、みたいな感じ。

ちなみに詞の内容はとても切なくて、聴くたびに泣きそうになります。

Tennessee Waltz: Patti Page

愛しいひとと テネシーワルツを踊っていたら
旧いともだちに ばったり遇ったの
彼女に 私の彼を紹介したわ
そして ふたりは踊り
ともだちは 私の最愛のひとを盗んでいった

あの夜と テネシーワルツを思いだすの
失ったものが どんなに大きかったかって
そう 私は大切なひとを失くしたの
美しいテネシーワルツが流れる夜に


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