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  • 2017.08.23 Wednesday
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Hyperballad

芸術系学生のご多分にもれず、わたしもビヨークが大好きだった。

今でももちろん素晴らしいアーティストだと思っているけど、当時のハマリ方とは違ったスタンスで見ている。

エキセントリックな所が目立つけれど、実際ライヴに行って感じた印象は

「美空ひばりみたい」

なんていうか、歌謡曲であろうとエッジィな音楽であろうと、圧倒的な「歌心」みたいなところに通ずるものを感じたのでした。

『Hyperballad』はミシェル・ゴンドリのクリップも秀逸なのだけども、例の「Youtubeでの楽曲使用禁止」ってやつで音が出なくなってしまってるのですね。。

何を言ってるのかというと、パートナーと同居している生活のなかでのいろんなもやもや、そういうものを全部投げ捨ててしまって、ふたりの暮らしを平穏に保っていく、ということ。

崖からものを投げ捨てるとか、自分が身を投げる空想とか。

そもそも「投げ捨てる」のでは何も解決していない。

若さゆえの激しさ・愚かしさ、未熟だけど迷いのない愛。そんなものたちに胸を締めつけられる名曲。


Hyperballad: Bjork

あたしたち
山に住んでるの
山のてっぺんに
そこから見える景色はとてもきれいで
毎朝あたしは切り立った崖まで歩いて
ちっちゃないろいろを投げ捨てる
たとえば
車の部品とか、瓶とかフォークとか
そのへんに転がってるものなんでも

それが習慣になってるの
一日のはじまりの儀式みたいに

あなたが眼を醒ます前に
あたしはこういうことをすっかり済ませてしまう
そしたら気持ちがすっきりして
穏やかにあなたとここで暮らしていけるから

まだ誰も起きていない朝早く
あたしは崖にいて
やっぱりあれこれ投げ捨ててる
がらくたが落っこちていく音に
耳を傾けてる
グシャってなるのを見ながら
あたしの身体が岩に当ったら
どんな音がするんだろうって考えてる

地面に落っこちたその時
あたしの眼は
開いてる?それとも閉じてる?

あなたが眼を醒ます前に
あたしはこういうことをすっかり済ませてしまう
そしたら気持ちがすっきりして
穏やかにあなたとここで暮らしていけるから


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  • 2017.08.23 Wednesday
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  • 14:41
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コメント
スイさま
共感していただけて嬉しいです。
本も読んでいただいているようで、ありがとうございます。
ブログ拝見いたしました。
素敵な女性なのだろうな、と想像しています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
  • ぷみ
  • 2013/06/08 9:35 PM
初めまして。
bjorkのhyperballadの和訳を検索してたどり着きました。
Ayaさんの解釈は今までで一番しっくりくるものでした。
素敵な記事をありがとうございます。
そして「ジョン・レノンを殺した〜」を訳されている方なのですね。
今、読み進めています。
これからもブログの更新を楽しみにしています☆
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