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ブログ引越しました
- 2018.03.27 Tuesday
- お知らせ
- 00:09
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- by ぷみ
気づけば10年以上続けてきたこのブログ。
10年も経てば心境も状況も全然違ってきて、今の自分にしっくりこない部分も出てきました。
ということで、ブログをお引っ越ししてみました。
よろしければ、ご贔屓に…
乳児湿疹にアレルケア
- 2018.03.07 Wednesday
- こども
- 13:52
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- by ぷみ
姉のはるちゃんと同じく、生後2か月くらいから乳児湿疹が出始めた弟のチャンプ。
はるちゃんよりかなりひどく、3か月、4か月くらいが一番悪化して、ジクジクしたり、ひっかいて血が出たりしていた。
はるちゃんが冬生まれ、チャンプは夏生まれという季節の違い(乳児湿疹が出始める時期と、空気が乾燥して肌荒れしやすくなる季節が重なった)もあったと思うけど、体質的にもチャンプの方が色白で肌が弱そうな感じ。また、一般的に女児より男児のほうが症状が重く、第一子より第二子のほうが重症傾向があるらしい。なんでだろー?
はるちゃんの時、乳児湿疹で皮膚科に行ったものの、もらった薬は合わず、結局時間が解決した感じだったので、チャンプも放置していたのだけど、あまりにかわいそうなので皮フ科へ。
スキンケアはヒルドイドやアズノール。漢方を試してみる?とのことで、治頭瘡一方というのをもらった。苦くて変な匂いのする粉薬を水で湿らせ、丸めて口に押し込み、すかさず授乳して飲み込ませる。物心ついていないので、なんか変だな?くらいの反応しかない。幼児になったら断固拒否されそうな味なんだけど。
結果はというと、どうもはかばかしくない。ので、漢方は一度きりの処方で終わり。 何かできることはないか考えて、そういえばクレイ(ガスール)はどうかなと思い立つ。以前私が使っていた、とても優しい粘土。これを洗浄剤(どろんこパック)として使う。 ガスールは刺激もないし、なんとなく良さげだった。顔に塗るので、ちょっと口に入ってしまったりもするんだけど、精製された泥んこなので大した害はないはず。
それからもうひとつ、アレルケアという乳酸菌サプリ。私とはるちゃんが飲んでいるもので、私はすごく効果を感じたので、チャンプにもいいのでは?と。
まだ離乳食を始めていないチャンプだけど、タブレットを砕いて水で溶いて、スプーンで与える。スプーンへの抵抗はなく、美味しいのか、喜んで食べる。 そしてこれが著効をあらわした!
発売元のカルピスによれば、8週間で効果が実感できるという。チャンプの場合、飲み始めて1か月くらいから改善が目に見えるようになった。肌の赤みが減り、炎症部分がどんどん浅くなっていく。
アレルケアは効果に個人差があるみたいだけど、合えば改善されるのがはっきりとわかります。砕く手間のない、顆粒タイプもあり。
生後8か月、まだ完治ではないけど、チャンプの乳児湿疹はだいぶ良くなりました♡
卵アレルギー:うずらプリン
- 2017.12.04 Monday
- アレルギー
- 13:33
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- -
- by ぷみ
はるちゃんの小麦・卵アレルギーは、ほぼ忘れて暮らせるくらいになっている。
先日、経口免疫療法中に重症となったケースのことがニュースになっていた。除去するのか食べていくのか、諸説あって、何が正解かはきっと人によって違うのだろう。
私としては、アレルギー反応を起こすものというのは、理由はよくわからないけれどもとにかく「弱点」であるのだろうと思うので、気にせず暮らせる程度の治療はしつつ、必要に迫られなければ食べないほうがいいのでは?と考えている。治療を終えたはるちゃんに関していうと、幼稚園やよそで出されたものが食べられればそれでいいので、うちでわざわざアレルゲンを食べさせることはしていない。(ちょっとした混入とか、欲しがったら一口あげるとかはあるけれども、主食がパンとか、おかずが卵とかはなし)
鶏卵アレルギーの人のうち、半分くらいはうずらの卵にも反応するらしい。逆にいうと、半分は問題なく食べられるらしい。
はるちゃんはうずらは大丈夫のようで、ゆで卵など食べていた。
そこへ義母がお取り寄せしてくれたのが、うずらのプリン。
最初食べたときは唇がちょっと腫れたような感じがあったけど、それ以上何もなく、次に食べた時には何ともなかった。
お味は鶏卵のものと変わらず、言われなければわからない感じ。普通に美味しいクリーミーなプリン。
うずらが大丈夫なら、試してみるのもいいかも?
ニュースキャン体験
- 2017.08.23 Wednesday
- 闘病記
- 13:40
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- -
- by ぷみ
小樽の宇宙人、村松祐羽さんのサロン『サローネ』にいってきました。
サロンは札幌の琴似、ライブハウス『ペニーレーン』の近くにあります。(カメラを忘れ、写真がありませんが。。)
かねてから気になっていた健康チェック機器『ニュースキャン』があるということで、これはぜひ体験しなくては、と。
『ニュースキャン』は、臓器などの発する周波数をチェックし、本来の(健康な)状態から外れていればそれを指摘し、さらにはあるべき状態へと整えるという機器。切るでも投薬するでもなく、ヘッドフォンからの音(周波数)でからだを調整していくというのは、今はまだ馴染みが薄いけれど、これからあたりまえになっていくのかも?
私が不調を指摘されたのは、血流やストレス、腎臓、胃など。二人育児のストレスや、子供の頃から要観察の腎臓、血行の悪さなどは自覚していたけど、胃が弱っているとは知らなかった。
逆に素晴らしいといわれたのが、DNA。DNAがいいってどういうことですか?と問うと、もうひとりくらい子どもを産んで遺伝子を残したらいいってこと、と。でも現状でいっぱいいっぱいです。。
スキャンの結果から、自分にはどんな食べものが今向いていたり、いなかったりするかも教えてくれる。合う食べものの上位に小麦やパスタが来ていて、小麦の是非はいろいろ言われているけれど、個人差があるなかで、私には合っているのかな?と思った。(好きだし!)
いらない(合わない/現在過剰摂取している)食べものの筆頭はビール(酒類)で、これがビールだけを指すのか、酒類全般なのか気になるところ。ビールは苦手なのでまったく飲まないし、妊娠・授乳でしばらくアルコールを断っているから、摂りすぎているわけでもないのに。他にはアイスクリームやチョコレート、これは控えなさいというメッセージを素直に受け取るしかないか。。ニンニクも入っていて、一般にからだにいいと言われているけど、個人的には減らしたほうがいいのかな?
『ニュースキャン』のほかに、『ゴッドクリーナー』という足湯のようなデトックスマシンも体験させてもらった。微量の塩を入れたお湯に足を付けて通電すること30分、謎の汚れが出てきてお湯が赤茶色に。色によってどこが悪いかわかるらしく、赤茶色だと肝臓みたい。お酒は飲んでいないけど、なんらか解毒機能に問題があるのかも。終わると足が軽いというか、すっきりした感じが翌日まで続いた。
3歳児連れでお邪魔して、祐羽さんに遊んでもらって娘も楽しそうだった。最近人見知りを結構するのだけど、相手によってはしないこともあり、祐羽さんもそうだけど、宇宙人系の人には気後れすることがないようだ。
ということで、とても興味深く、楽しい体験でした!
夏の思いで
第二子出産まで
- 2017.08.07 Monday
- こども
- 21:03
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- by ぷみ
第一子出産から3年半、第二子を出産。
その間、稽留流産が2回。第一子出産前にも1回あったので、全部で3回になる。
第一子出産の時点で30代後半だったので、流産に関しても年齢的に不思議はないなということで、不育症検査などはしていない。
1度目と3度めは手術が必要になり、2度めは完全流産になったので処置は不要だった。
その後待望の第二子を授かって、28週目くらいで逆子が発覚。担当医が楽観的に構えていて、32週くらいまでは何もしなくてもいいですよーなんていうので、自分なりに逆子体操を試みるくらいで私ものんきに過ごしていた。
ところがその32週になっても一向に戻る気配がなく、流石にまずいと思って鍼灸院に通い始める。6回くらい通い、家でもお灸をしたりしたけれど、結局戻ってくれなかった。ので、帝王切開に。
逆子なんですよね―、と話していたら、私も帝王切開で、と経験談を語ってくれたひとがいて、曰く、悪露を出すために傷の上からぐいぐいお腹を押されて辛かった、と。どこから産もうと、どこかしら縫うような羽目にはなって痛いのだから、と思っていたけれど、想定以上の話しを聞かされてどんどん怖くなる。
が、結果から言うと、私はお腹を押されることはなかった。必ずそうするというようなことではないらしい。傷はまあ、数日間それなりに痛かったけれども。1500ccほど出血し、血圧が60くらいまで下がったらしく、貧血状態は今も続いている。
それよりも、産前から続く風邪のような症状が辛く、退院後は熱も出たり、第一子出産後にかかった菌血症に似た症状も出たりして、産後1か月くらいはまともに動けなかった。
ちなみに、この不調には究極ザッパーが結構効いた。やっているのといないのでは、はっきり差が感じられた。
そんなこんなで、高齢で稽留流産を繰り返していても、ちゃんと出産できましたよ、というお話し。流産はほんとうにかなしいけれど、貴女のところに来るべき赤ちゃんは、自分のタイミングでちゃんとやってきます。
そして、赤ちゃんを迎える方法もいろいろ。私の友人でレズビアンのカップルがいて、彼女たちのところにもうちとほんの3日違いで同じく男の子が産まれた。(どうやって出産に至ったのか、詳細は聞いていないけど)
彼女たちと共通の友人であるゲイのカップルに、こどもは欲しい?と訊いてみたところ、甥っ子姪っ子がかわいいからそれで十分、とのこと。こどもがいない人生、いる人生、その子と血が繋がっていたり、いなかったり、いろいろあるけど、正解はひとつではない。どんなかたちでも、しあわせにはなれる。自分が予想もしなかったような未来が待っていることだってある。
ブロークン・ブリテンのこどもたち
- 2017.07.03 Monday
- 感想文
- 23:04
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- -
- by ぷみ
Yahooニュースなどの記事でかねてから面白いと思っていた、ブレイディみかこさんの著書を読んだ。
この本は、英国、そして世界で広がる格差、貧困の問題について、「底辺託児所」に通う子どもたち、その親、そこで働く人々などを通して描いている。堅く暗い話題だけれど、トレインスポッティング的おかしみもあって、すらすらと読める。みかこさんが「パンクな保育士」であるからなのだろう。
みかこさんは96年から英国暮らし。生活保護で暮らす「アンダークラス」(既存の階級のさらに下)の子どもたちを預かる無料託児所で働くうちに、政治への関心を持つようになった。
最初は、アンダークラスの人々がなぜ画一的に堕ちていくのか理解できなかったのが、だんだん見えてきたという。人間は「希望」を与えられずに生活保護で「飼われる」と、アルコール・ドラッグ・暴力・弱者(移民など)への八つ当たりなどへ流れてしまうらしい。サッチャーもブレアも、ドラッグディーラーのように無職者に生活保護を与え、麻痺させて黙らせた。そうした社会が作り出した階級がアンダークラスなのだ。
英国では2010年に政権を握った保守党が緊縮財政政策をとり、福祉・教育・医療への財政支出を大きく削減し、2011年にその影響が庶民の生活に出始めた。みかこさんは2008年に「底辺託児所」でボランティアとして働き始め、2010年頃一旦そこを離れてミドルクラスの子どもたちが通う保育園に有給で勤めたのち、また2015年に戻ってきた。空白の4年間のあいだに、託児所とその本体である無職者・低所得者支援センターは激変していた。かつては貧しくカオスでブロークン・ブリテン(アンダークラスのモラル崩壊が英国の社会問題を引き起こしているとされた)を体現しながらも、白人下層階級やインテリ・ヒッピー、移民らが「下側の者たち」としてなんとなく共生していた。それがブレグジットなどを経て、いまは分裂してしまっているのだという。
英国に限らず、米国でもトランプ大統領が誕生したり、世界中で「エスタブリッシュと民衆の乖離」が指摘されている。
みかこさんや私が憧れた英国には、階級は厳然として存在していたけれど、ロックスターやサッカー選手になら下層からでも成り上がることができ、貧しさから抜け出す手段といわれていた。ところが近年では、そういった芸術・スポーツ分野までも、高額な学費を払ってそれらを学んだミドルクラス出身者に独占されるようになったという。教育の予算が削られた結果、これまで無償や格安だった学費が高額になり、下層の階級から抜け出すことが困難になってしまったためだ。
英国ほどではないにしても、日本でも格差は広がっているし、これまでだって日本は英国ほど手厚く教育を支援してきたわけでもない。子どもが希望を持てずして、どんな未来が国にあるというのか??
以下は気になった言葉たち(引用)。
英国には底辺を底辺として放置させてはいけないと立ち上がる人が必ずいる。地べたで何かをしようとする優れた人々が出てくるのだ。資本主義社会にあっては、優れた能力や経験を持つ人は、それを活かして相応の報酬を受け取れる方向に進むのが通常ではないか。しかしこの国にはそれに逆行するかのような人々がいて、底辺付近のコミュニティに行くと、「なんでこんな人がこんなところに」という人々が働いている。
障害を持つ人間は何かの分野で極端に秀でた人が多いという。
何らかの才能は明らかに持っているが、障害やメンタルヘルス上の問題などによってそれを社会で換金することのできないおばさんたちが、無職者・低所得者支援センターにはけっこういる。
「力のある人を世の中は放っておかない」とはいえ、「力」というものの中には、きっと実際の作業をする能力というのはあまり含まれておらず、自己プロモやネットワーキングを行う手腕といった「作業換金力」が八○パーセントから九○パーセントなのだろう。
英国社会の底辺には無数のスーザン(ボイル)たちが存在している。
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